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年の差なんて関係ない
第9章 嫉妬
気が進まない
オヤジに指定されたホテルへ向かう


信号待ちをしていたところで秘書の佐伯に出くわす

あー こいつも同席するんだっけ

眉間にしわを寄せた俺に
お構いなしにかけよってくる

「柊さん♡ 社長がお待ちですよ 早くいきましょ」

腕を絡め必要以上にでかい乳を押し付けてくる


ちっ

まじでこの女きらい

絶対オヤジの趣味だろう


佐伯を引き剝がしてホテルへと入る

すでに個室にはオヤジと母さんがいた


「しゅうちゃん♡今日もイケメンね!お父さんの次にかっこいいわよ♪」


「柊、そこに座りなさい。佐伯くんは下がっていいぞ。」

佐伯を退出させたことにほっとする

「今日いらっしゃる子は取引先の方だ。前々からお前との見合いを打診していたのだかようやく承諾してくれてね。すごく仕事のできる良い子だよ。まぁ見合いといっても堅苦しいものではなく、打ち合わせを兼ねての食事と思ってくれ」


「あらぁお母さんはしゅうちゃんの結婚に賛成よ!娘が欲しかったのよね♡夏井さんが娘になってくれたら・・・」

「夏井・・・?」




その時・・・
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