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年の差なんて関係ない
第10章 進学
10月25日
久しぶりにゆうちゃんといつものBarで飲む


あの日以来、ゆうちゃんとは彼の話も良くする
彼との事を話せる唯一の相手

ゆうちゃんにとっても私がそうだと思う

お互いに年下の彼氏をもつ者同誌の悩みもある

特にエッチの回数・・・

今日の話題もやっぱりその事…

「明日香きいてる? それでねっ 彼ったら」

ゆうちゃんは珍しく上機嫌で酔いもまわり饒舌に

「ゴムしたくないとかいうのよ! 学生の分際で ふざけるなーって言ってやったわ! 早見くんはその辺しっかりしてるんでしょ?」


「えっ?」

そうだ・・・私、
いつも彼のペースで・・・気持ちよくてすっかり忘れてたけど・・・
避妊してないかも…

最初から1回も…


「明日香きいてる? あっそれと、寂しくなるねぇ来年は。やっぱりアメリカは遠いよねぇ・・」

「アメリカ?」

「えっ? 明日香聞いてないの!? 早見くん、向こうの大学受けるの・・・1月から向こうにいくはずだよ!」

ゆうちゃんの話に衝撃をうける

私・・・知らない…

アメリカ? それもあと少しで?


「・・・・・」

「明日香大丈夫? ちゃんと早見くんと話し合いな きっと早見くんなら大丈夫だから! ねっ・・・」


その後家までの道のりに記憶がない・・・

大学進学の事・・・どうしていってくれないの?
さよならするつもりだったの?

私とは遊びなの?

その夜 久しぶりに枕を涙で濡らした

彼と知り合ってから私・・・

  弱くなってる・・・
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