この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
スグリ姫の試練(くすくす姫後日談・その3)
第3章 三週目
「ごきげんよう、大臣」
「スグリ姫様、ご機嫌よろしゅう存じます。お時間を頂いて恐縮です」
「ううん。訪ねてくださって、嬉しいわ。小父様とゆっくりお話しするの、久しぶりね?」

スグリ姫は大臣に、にっこり笑いました。
大臣は父である王の側近であり、幼友達でもあります。
スグリ姫のことは生まれたときから可愛がってくれている、もう一人の父ともいえる方でした。
しばらくは、王と王妃の話、ハンダマ王子とレンブ妃の話など、周囲の近況の話をしながらお茶を飲んでおりました…が。

「そういえば、今日は何か御用事があったのでしょう?私にできることかしら」
「ああ、そうだ。…バンシル、済まないが、」
大臣がバンシルの方を見ると、お辞儀をして部屋から下がって行きました。

「バンシルに、聞かせられないお話?」
「…そう言う訳ではないんだが…」
そう言うと大臣はお茶を飲み、バンシルが置いて行ったお茶道具から、カップにお茶を注ぎました。

「まずは一つ、姫に謝らなければならない事が有る」
「…謝る?」
大臣が自分に謝らなければならないことなど、あるのでしょうか。ひとつだけ思いついた可能性がありましたが、それはあまりにも恥ずかしかったので、姫は慌ててそれを思いつかなかったことにしました。

「今回のサクナ殿の帰郷の件だよ。彼は貴女を連れて帰りたいと言ったが、私はそれを止めたのだ」
「どうして?!」
スグリ姫は、最初は一緒に連れて帰ると言われていたのが翻った理由を、詳しく聞いては居ませんでした。
ですが、誰かに何かを言われたからだとは全く思っていなかったので、大臣の言葉に不意を衝かれました。

/40ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ