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囚われる…
第6章 世界のバランス



目が覚めると馨が居ない…。

夕べのソファーに毛布をかけられて俺は眠っていた。

今は乾季の冬だから比較的に過ごしやすい。

昼間は30度近くになるが夜は20度程度だから毛布1枚で気持ち良く眠れる。

だが馨はあまり眠れなかったかもしれない。

どこへ行ったんだ?

起き上がると毛布も身体も少しベタベタとして気持ちが悪い…。

ソファーも革張りとはいえ結構汚れた。

尻から太股に向けて冷たいものが流れ落ちる。

馨…。

毛布を引きずるようにして広い屋敷を彷徨い歩く。

俺が脱いだ服がない。

荷物もなくなっていた。


「服を着る生活くらいさせろよ!」


見えない何かに叫んだ。

風呂場を見つけた。

戸棚にはフカフカのタオルが何枚もある。

露天ジャグジー付きの立派な風呂…。

身体の汚れを落としたくてその風呂に入った。

身体を洗い、ジャグジーに浸かる。

馨…、そばから離れんなよ。

不安な気持ちでジャグジーに沈みたくなる。

身体が綺麗になったから風呂から出るとタオルがあった戸棚に服が置いてある。

代わりに俺が引きずり回した毛布が消えていた。

服のサイズはどう見ても俺のサイズ…。

水陸両用のカーゴパンツにTシャツ、フード付きジャンパー…。

俺が普段着ているような服…。

どれも新品だとわかる。

この屋敷じゃ欲しいものを口に出して言えば見えない妖精が用意してくれるらしい…。


「ありがとうな…。」


なんとなく妖精に礼を言う。

屋敷の探索を続ける。

プール付きの中庭が見えて来る。

近付くに連れて声がする。


「あんっ!あぁん!」


間違いなくそこに馨がいると確信をする。


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