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第5章 大輔さんの浮気疑惑？

大輔さんの専属サポーターになって数ヶ月。
一緒にいられる日はなるべく一緒にいるのが日課になった。
今日は週末なのに大輔さんは仕事で忙しいみたいで会えない。

天気良いけど特にやることないし、何してようかな？
ぎゅるる〜。
あ、お腹が鳴っちゃった。
とりあえずご飯先に食べよ。

食パンにベーコンを乗せて、チーズを散らしてトースターで焼いて。
食パンの食感とチーズの伸び具合が幸せ。
我ながら上手にできてる。

パンをかじりながら考える。
大輔さん、最近までチャラ男だと思ってたのに急に私のこと聖って呼んできて。
名前の呼び方変わっただけでドキドキする。
もっと名前呼んでほしい。
私だけを見てほしい。
あなたを好きになってから私はあなたに夢中。
この気持ち、どう表現すれば良いの？

スマホを手に取る。
2人で撮った写真を出す。
私、こんな表情で笑ったの久しぶり。

この会社に入って大輔さんと出会って。
私の中で何かが変わったんだ。
実態を知って辞めようと思った。
それを専属サポーターと言うことにして愛さんと一緒に助けてくれた。

この間は一緒にお花見行ったね。
空の色と桜の色が重なるとすごくキレイ。
あの日、暑かったから桜のソフトクリームがおいしかった。

さてと、ご飯終わったし、ちょっと出かけようかな？
私は図書館へ向かう。