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僕の彩芽
第13章 十三

「あっ……んっ……はぁん……」

 さくらさんの声?えっ、なになになに?

 まさか!昨日私がしなかったから、秋人さん、さくらさんと?!

「……っ!そんな!」

 慌てて布団から出て畳を四つん這いで這うと、襖に耳を近付ける。どんどん激しくなっていく喘ぎ声と、体同士のぶつかり合う音が聞こえて、私は顔を真っ青にした。

「もっとぉ……!あっ……やっ……そんなにしちゃ……豪……」

 ……えっ。今、豪って……。

 ということは、さくらさんと豪がしてるってこと?!

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