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僕の彩芽
第14章 十四

 それから半年後――

 私は平凡な新婚生活を秋人さんと送っていた。時刻は18時。秋人さんはいつものように朝方まで仕事。私は一人、マンションのリビングのソファに座ってテレビを見ていた。

 が、急にインターフォンが鳴り、不思議になる。

「誰だろ?豪とさくらさんかな?それとも蝶子さん?」

 そのままソファから立ち上がると、玄関へ歩いていった。
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