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僕の彩芽
第4章 四

 ……――だが、急に寝室のドアが開くと、ビクッと反応する。誰か入って来た……!誰?!

「ポチ。ご飯の時間だ」

「えっ?!あ、は、はい!」

 布団にくるまっていたが、寝室に入ってきたのが秋人さんだと分かると、急いで布団から出た。……終わったんだろうか。女の人は?帰ったの?

「遅くなって悪かった。腹が減ったろ?」

 そう言いながら秋人さんがベッドの縁に座ると、何か差し出してくる。

「……!」

 優しい。やっぱり秋人さんって、優しい!神様だ……。感動しながら私は、差し出されたものへ視線を向けた。すぐにそれを見て、絶望したが。

「……」

 ソーセージかよ――

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