この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕の彩芽
第9章 九

 ……――脱衣所で体を拭き私服に着替えると、キッチンへ向かった。そして一目散に冷蔵庫を開ける。

「お風呂の後は、やっぱコーヒー牛乳だぜ!」

 豪の好物のコーヒー牛乳。ストックしているって知っていた。冷蔵庫の棚一段に、瓶のコーヒー牛乳がズラリと並んでいる。一本ぐらい飲んだって構いやしない。

「美味しい~」

 コーヒー牛乳を取り出して、一気に飲む。

「美味しくて良かったな」

「はい!」

「コーヒー牛乳好きなのか?」

「いや、別に、普通ですけど」

 ……すぐ後ろから秋人さんの声。……いつの間に。

「秋人さんも、飲みますか?」

「いらない」

 恐る恐る振り返り、質問した。秋人さんは頭にバスタオルを掛けた姿で、何も着ていない格好。恥ずかしくて、逆上せてしまいそうになる。

「っ……秋人さん、服……」

「ポチ、お前男が嫌いなのか?」

「え?そんな事ないですけど……」

「だったら何で俺にくっつこうとしない。他の女は俺とヤルのが好きなのに」

「そんな事言われても……」

 何で怒ってるんだろう。さっきお風呂をさっさと上がったから?でもそれだけで、普通怒る?

「俺はポチともっとくっつきたい」

 秋人さんから迫られて、怯えていた。だが唐突に抱き締められて、コーヒー牛乳の瓶を落とす。

/239ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ