この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イかせ屋…
第5章 キス



お風呂に入り、今夜は昌さんが買ってくれたベビードールに着替える。

バスローブを羽織り、私用に宛てがわれた寝室のお布団にバスローブを脱いで入る。

今夜は昌さんは帰って来ない?

アロマキャンドルに火を灯す。

甘い香りが部屋に広まる。

昌さんの香り…。

彼は私のものじゃない…。

なのに私の身体が彼を求めてる。

2千万を昌さんに払ってもいいという女の人の気持ちがわかってしまう。

彼が欲しい…、彼の心も身体も欲しい…。

自分の指先で胸に触れてみる。

昌さん…。

彼の愛撫をイメージして初めて自分で感じるオナニーをしてしまう。

乳房をマッサージするように撫でてく。

昌さんに揉まれてからオモチのようにふっくらと柔らかくなった胸…。

指先で押すとその弾力が指先を押し返そうとする。

昌さん…。

焦れったい愛撫…。

股間が熱くなって来る。


「梓…?」


心臓が止まるかと思った。


「はい…。」

「まだ…、起きているか?」


襖の向こうから昌さんの声がする。

はぁはぁとやらしい息遣いをしてたから…、もしかして聞かれたかも?

一気に顔が熱くなる。


「梓…?」


襖が開いて昌さんが入って来る。

やだ…、見ないで…。

掛け布団を頭まで被る。


「梓…?どうした?」


昌さんが心配そうに聞いて来る。


「ヒロがなんかしたのか?」


昌さんの声のトーンが変わった。


「違います!」


ちょっと慌ててお布団から顔だけを出す。


「梓…、遅くなってすまない。」


私の髪を優しく撫でてくれる。

だけど、その手は他の人の髪を撫でていた手…。

悲しみだけがこみ上げて来ちゃう。



/108ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ