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イかせ屋…
第9章 再会



カップルは個室へと案内をされる。


「シガリロ…。」


植草君の質問にそう答える。

甘い香り…、あれはシガリロの香り…。

よりにもよって、昌さんの仕事中に出くわした。

こんな形で再会とかしたくなかった。


「シガリロ?」

「タバコの一種らしいの。凄い甘い香りがするんだ。」

「なら、あの着物の女の人の香水じゃないんだ?」

「うん、男の人の匂い。」

「杉田さん、詳しいね?」


その香りの中で1ヶ月も淫らな声を上げ続けたとか絶対に言えない。

なのに、私の身体はあの匂いだけで熱くなって疼き始めてる。


「そんな事よりも、前の会社の人は何人に声を掛けたの?」


話を誤魔化すように植草君に聞く。


「金沢と柳には声を掛けた。」


植草君と仲が良かった男子社員。

懐かしい名前…。

懐かしい昌さん…。

涙が出そうになる自分を堪えながら植草君と話を続ける。


「今夜の杉田さんは随分とおしゃべりだね?」


植草君が笑う。


「そう?」

「前は必要最低限を言うとお疲れ様って帰っちゃうイメージだったから。」

「今は時間に余裕があるからよ。就職をしたら、またそんな余裕がなくなるかも?」


そんな会話を続けて食事が終わってた。

お店の外に出る。

今夜は帰ろう…。

そう思う。

なのに、そっと手が握られる。


「もう少し時間ある?」


植草君が緊張をした顔で聞いて来る。

昌さんを見ていなければ、きっとすぐにイエスと答えてた。

今は何故か答えに迷ってしまう。

植草君には雄君のせいで散々待たせたと思う。

もう少し…、せめて昌さんへの気持ちが割り切れるまで待って欲しいとかズルい事を考えちゃう。


「今帰したら、もう杉田さんとは無理な気がする。」


そんな言葉と同時に植草君が私を抱きしめて来る。



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