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愛しき俺の半身
第4章 迷惑な女の子



他人からすれば星桜はただの迷惑な女の子だ。

それでも俺の一部で愛おしい半身だ。


「星桜…、泣かなくていいから。」


何度も星桜に言い聞かせる。


「せい…ぐひっ…やぁ…。」


ぐしゃぐしゃの顔で泣きじゃくる。


「大丈夫…、もう大丈夫だ。」


ハンカチで星桜の顔を拭いてやる。

20分ほどして、やっと星桜が落ち着いた。


「星耶?」


怜太が心配そうな顔をする。


「怜太…、悪い。俺と星桜は帰るから帰りは杏果を送ってやってくれるか?」


杏果は黙ったままだ。

怜太は


「星耶達が帰るなら俺らも帰るよ。」


と言う。

実はこの学祭に怜太が好きなアイドルグループイベントがある。

ミニライブをしてサイン会をする。

アイドルグループはこの大学の学生達で結成されているが、一部のマニアには人気があるらしい。

将来テレビ制作でアイドル番組を作りたい怜太はそのイベントを目当てに学祭に来ている。


「杏果、怜太のイベントに付き合ってやってくれよ。」


杏果が頷いた。

怜太は杏果を連れてそのイベントに向かった。


「帰ろう…、星桜。」


ずっと俯いたままの星桜の手を引いて人混みの中を抜けていく。

星桜に合わせてゆっくりと歩きながら抜ける。

大学を出て、少し離れた場所でタクシーを拾う。

星桜はずっと黙ったまま…。

自分のせいで帰るのだと星桜は自分を責めている。

タクシーで家に帰り、リビングのソファーで星桜を抱きしめる。


「星桜のせいじゃない。絶対に星桜のせいじゃないからな。」


ずっと黙ったまま俯き続ける星桜にそう何度も言っやる。

ああいう人混みに星桜を連れて行こうとした俺が悪いんだと俺は自分を責めていた。



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