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第15章 意地

「湊・・・ッ・・・ごめんなさい・・・・」



俺の首にギュッとしがみ付いて来た瑠衣は・・・泣きながらそう言った・・・。



・・・・・。



「何が・・・？？？」



微かに震えながら・・・



「迷惑ばかり・・・ごめんなさい・・・。」



本当だよ(笑)


「・・・俺も悪かった！・・・他の女と飯行った！・・・お前が怖い思いしてる時女と居た・・・。」


俺が・・・変な意地を張ってコイツを放置した結果だ。



「湊・・・」


ギュッと抱き着く力が強まって・・・・・瑠衣は俺の首にキスをするように囁いた・・・。



「んーー？？」



「もう・・・他の子と・・・行っちゃダメ・・・・。」



そう言うのって・・・・結構今までダメだった。



・・・・・。



でも・・・。



「わかった、・・・もう他の女と接触しない・・・。だからお前も約束しろ・・・。他の奴と必要以上に関わらないって・・・。」



良いって・・・思った。



もう・・・それでいいって・・・・。