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第17章 兄貴参上

淳said



はぁ・・・。



涼と一緒に親父の墓の前で手を合わせた。


「もう１１年かー・・・、はえーな(笑)」


涼が立ち上って言った。



俺は黙って立ち上がり・・・・


墓から見える海を眺めた。


「俺ーー、・・・親父よりは生きてーな(笑)」


そう・・・。


親父は４０で死んだ。


「(笑)(笑)お前は平気だよ！刺されたって死なねーよ！」


刺されても死なないねーーー(笑)


その時・・・・俺の携帯が鳴る。


あわててポケットから携帯を出すと・・・・。


「あ、・・・ちょっと・・・」


そう言って涼から離れて電話に出た。


「もしもしっ？？」


慌てて出ると・・・・



『淳？？(笑)・・・今空港に居るから迎えに来れる？』


・・・・・・・///////


「直ぐいくッ！！！」


電話を切り・・・


「涼悪いッ！俺すぐに空港行く！半次にまた夜逢おうって言っといて！」



慌てて実家の方に走った。