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第22章 文化祭

一回咳ばらいをし・・・・。

「ん・・・もしもし？？？」


冷静を装い電話に出る。


『(笑)(笑)・・・おっそ！！！』

・・・・・・。

「あーーー・・・えっと、今仕事中だったから！」


電話の相手は・・・意外な人物。


『(笑)・・・相変わらず綺麗な声だね(笑)』


・・・・・・。


「なっ・・・なに？？今忙しいの！！」


声がどもって上手く話せてるか分からない。


『今、帰国した！今から瑠衣が居る学校に行くから！』


へっ？！


「美月待って！！！・・・・・あっ・・・えっと！！なっ・・なんでっ？！」


『(笑)２時間後に全てがわかるよッ！！声ならして待ってろ！』

そう言うと・・・電話は勢い良く切られ・・・・。


私は携帯をじっと眺めた。