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第7章 退院

｢はあっ…しかしどうしましょうか…｣

｢あの、どうしてもお断り出来ないなら、その席に行くしかないですよね。
その上でお断りするか、断られるように仕向けるか…｣

｢つまり、気乗りしない態度で嫌われるようにと？｣

｢え、まぁ、そういうことになりますね。｣

｢あはは、それなら得意だ。元々つまらない人間だから…｣

｢篠宮さんはそんなことないですよ？｣

｢いや、自分のやりたいこともわからない、親に言われるまま、中途半端な生き方で…｣

｢と、とりあえず、明日は留守番して待ってます。｣

｢はい、じゃあ入院継続で、きちんと治ってから退院しましょうね。｣