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再会 ∽∝∽初恋は実らず?∽∝∽
第4章 絶対安静

「このまま、待っていて下さいね。」

余りの心地好さに瞼が重くなっていて、微睡みの中で篠宮さんの声が遠くに聞こえたが、瞼を開けることが出来なかった。


鰹節と梅の優しく香ばしい匂いに、お腹と鼻が反応した。


「さあ、お待たせ。一緒に食べていいかな?」

「も、もちろんです。篠宮さんはお粥じゃ物足りないんじゃないですか?」

「大丈夫、大丈夫、あまり動いてないから、これで充分、では、どうぞ。
いただきます。」

お椀とお茶碗にお粥が取り分けられる。
本当に一人暮らしなんだとわかってホッとする私。


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