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痴漢野郎 スペシャル
第7章 ふろく
 都内の、賑わった商店街の片隅に、こじんまりとしたランジェリーショップがある。その店は、まともな下着ばかりを取り扱っていた事もあり、ごく平凡な若い女性客も、多く訪れていたのだ。
 ただ、この店には、試着室が設置されていた。お客が希望した場合は、この店の中で、商品の試着もできたのである。ただし、直接、肌に触れてしまうランジェリーなんて試着したら、もう返品は不可なので、必ず購入しなければいけない。それなら、店でわざわざ試着しないでも、購入後、うちに帰ってから、ゆっくり、品物のつけ心地を確認しても良さそうな気もするのだが、それでも、日に何人かは、試着室を利用するお客がいた。
 下着の試着をする訳だから、彼女たちは、試着室の中では、乳房や陰部をむき出しにして、着替えをしていた事になる。試着室から一歩外に出れば、アカの他人もウジャウジャいる、街のど真ん中だと言う事を考えると、自分が、かなり勇気のいる、大胆な行動をしているとは、思わなかったのだろうか。
 このような女性たちは、少し危機感が足りないのだとも言え、試着室の中に隠しカメラが仕込まれていて、着替えの一部始終を覗かれ、盗撮されたとしても、やむを得ない部分もあるのかもしれない。それどころか、逆に、公共の場で堂々と裸になるスリリングを味わいたかったり、さらには、自分のストリップが覗かれている可能性を、むしろ期待して、わざわざ、試着室を利用している客だって、いたのかもしれないのだ。
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