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僕だけの母さん
第3章 再び
僕は禁忌を犯そうとしていた。

自分が産まれてきたところを見てみたいという衝動に駆られ、もはや抑え切れなくなっていた。

(母さん・・見るよ!)

加藤に広げられたまま、だらしなく開きっぱなしの母さんのあそこに顔を近付けていく。

すると、ツンと鼻を刺激する臭気が感じられた。

だが、そんな事で引き下がる訳にはいかなかった。

申し訳程度に生え揃った茂みの下に僕が産まれてきた秘密の入口が、生涯ただ一人通過を許された僕の来訪をひっそりと待っていた。

だが、加藤に散々蹂躙された秘密の入口は、とても母さんの体の一部だとは思えない程、無残に荒らされてその入口はぱっくりと口を開いたままだった。

(これが母さんの・・?僕が産まれてきたところ?)

懐かしい故郷に帰ってきたという思いはなかった。

むしろ、自分がこんな窮屈で汚ならしいところから産まれてきた事が信じられなかった。

と、その時、秘裂の下端からトロリと加藤の排泄した白濁液が滴ってきた。

それを見た僕はある思いに至ったのだった。

(どうせ加藤に汚されたんだ!僕が入ってもいいよね?)

意識のない母さんにそう問いながら、僕はパジャマとべとべとのトランクスを脱いだ。

既に高まり切っている自分自身を母さんのあそこに押し付けた。

ところが、何度先に進もうとしてもうまくいかなかった。

そうこうしている内に射精してしまう。

悔しかった。

せっかくのチャンスだったのに・・

と、その時だった。

母さんが、うーんと声を上げて体を横に向けたのだ。

ハッとした僕は脱いだパジャマとトランクスを持って、一目散に逃げ出したのだった。









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