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愛の調教バトル
第6章 初調教・羞恥の涙
 
「まず、この調教のルールの説明をするよ」

「はい」

 いつもの穏やかな顔に戻った男をみて、少女も安堵の表情になった。



「麗は私の奴隷になったんだが、今のところそれはまだ仮で、正式のものではない。

それは運転免許でいえば仮免許のような立場なので、

私はそれを『仮免奴隷』と呼んでいる。麗は今、その『仮免奴隷』なのだ」

「はい」
 
 少女の表情がやや曇り、再び緊張が戻ってきた。



「仮免奴隷が正式な奴隷になるには、

車でいえば路上教習に当たる『お試し調教』で、

奴隷にしないでいるのは無理だと、

私に認めさせなければならない」

「はい」

 少女の目が、キラリと光った。



「『お試し調教』には、5段階のステージがあり、

前段階にステージをクリアできないと、次のステージに進めない。

ただし、各ステージにつき一回だけ、再挑戦させてあげる」

「はい」

 少女は、コックリとうなずいた。


「ただし、再挑戦しても次のステージに進むことができなかったら、

『お試し調教』は打ち切りで、麗は私の奴隷になることを諦めなければならない」

「はい」

少女は悲しげな目になり、わずかに唇を噛んだ。



「そして、麗が5段階のすべてのステージをクリアしたら、

私は麗を奴隷にしないでおくことは無理と認め、

これを、麗に授ける」

 男は脇に置いたバッグから首輪を取り出し、少女に見せた。

 それは、金属の飾りをちりばめた高級な赤い色の革の首輪で、

本物の金でできた鑑札がついていた。

「ちょっと、鑑札に掘られている文字を、声に出して読んでごらん!」

 男が首輪を差し出すと、少女は恭しくそれに手を触れ、文字を読み上げた。

「『∑所有 牝奴隷 麗』と彫ってあります。

うわぁ、なんて素敵な首輪なんでしょう!」


♀♀(欲しい!欲しい!この首輪、どうしてもほしい!
 
あぁ、もう、涎が垂れてきちゃいそう!)


「おっと、今は見せるだけ!

 さ、しまっておこう」

 男が素早く首輪をしまうのを、少女は名残惜し気に見送った。

♀♀(ああん、もうしまわれるんですかぁ!

せめて、どこか見えるところに置いてほしいのにィ!)


















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