この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ビスカスくんの下ネタ日記(くすくす姫後日談サイドストーリー)
第16章 用法用量は大切です

 ぷうっと膨れて見せる姿は、食っちまいたいほど愛くるしい。
 ……でも。

「あの……すいやせん。約束ってな、どれでしょ?」

 本っ当に申し訳ねぇんだが、本気でどれだか分からねえ。
 約束を忘れちまってる情けねぇ俺の事を、リュリュは軽く睨んだ。

「……言ったじゃない。私を抱いてぐちゃぐちゃにして突っ込んで噛み付いて、一緒に何度も滅茶苦茶気持ち良くなってくれる、って」
「は」

 約束ってな、それか……!!
 それ、約束だったのか……?!
 約束ってか、予定?予告??帰り支度のための口実???
 俺が混乱したりほっとしたりしていたら、蚊の無く様な囁きが聞こえた。

「……誰も、来ないわよ?ちゃんと、鍵も掛けたもの」
「え」

 じゃあ、あれか……?
 さっきの、「誰も来ないで」ってな、誰にも遠慮無しに俺とあれこれヤれる様にってか……?!

 なんだそれ……!クッッッソ可愛い……!!!!

「……ビスカス?どうかした?」
「や……ちょっと……」

 感激のあまり、リュリュの事をぎゅーーーっと抱……くと華奢なあばらが良くない意味でイきかねねーので、ぎゅっと位で抱き締める。

「そーでしたね、約束しやしたもんねー?二人で誰にも遠慮無く、滅茶苦茶ぐちゃぐちゃになって、すんげー気持ち良くなりやしょーね」
「ええ…………ねえ?」
「……なんですかい?」
「あともうひとつ、お願いが有るの……」

 肩の上で俺に大人しく頬擦りされながら、リュリュはもじもじと呟いた。
/141ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ