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Secret 2
第4章 男の園での最初の事件
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私はそのケーキ屋さんの前を通ってそれとなくショーケースを見ると・・・。
そこにはあのショートケーキ・・・。
涼が・・前にお見舞いに来てくれた時に買ってきてくれたケーキがあった・・・。
このお店だったんだ・・・。
さっきの女の子・・・誰だろう・・・。
仲良さそうだったし・・・。
そんな事を考えながら・・会社に戻った・・・。
10階に行き・・オフィスに入ると・・・涼は既にデスクにいた・・。
・・・車で行ったのかな・・・
さっきの子・・乗ったのかな・・・。
「・・・はぁ・・・。」
ため息をし・・給湯室に行くと・・・。
「・・・おい・・どけよ!!」
後ろから私の機嫌を損ねる声・・・。
「はいはい・・どうぞー・・・」
私は直ぐに退き・・言った・・・。
「・・・・なんだよ、今日は元気がねーな??」
珍しく普通の会話(笑)・・・。
「・・・別にーー・・・達也に言ったって・・・得しないし・・・。」
「損得で決めんじゃねーよ?なぁ、なんか甘いもん持ってない?」
甘いもの??・・・コイツも甘い物食べんの??
「あーー、今・・チョコ買ってきたけど・・・いる??」
私は袋をあさった・・・。
「あっ・・ここのうまいんだよな??いいのか??」
「・・・・・知ってんの??」
私はじーーっと達也を見つめた・・・。
「俺が甘い物食わねーって思った??」
「見るからに食べないでしょ??(笑)・・・はい、これあげるよ??」
私は1袋あげた・・・。
「いいのっ??高かったろ??払うよ?」
・・・何この気遣い・・・(笑)
気持ち悪い(笑)
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