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第7章 流れ着く者

カサカサ・・・と・・・・多分バスローブを脱いだであろう・・・音・・・・。



私はずっと下を向いて・・・・



「・・・村田さん・・失礼します・・・」



スタッフの声・・・・。



う・・・・あ・・


村田さんの・・・声がッ！！！


私は・・・耳をグッと抑え目を閉じた・・・・。



やだ・・・やだ・・・どうしよう・・・・。



チラッと・・・顔を上げると・・・・村田さんの・・・体が見えて・・・・。



「ッッッ・・・・・・」



私は横にしゃがんでいた涼の腕をギュッと掴み目を反らした・・・。



すると・・・グッと肩を抑え・・・。



私を立ち上がらせる・・・。



上を向くと・・・涼が・・・


思わず・・耳を抑えていた・・手が離れた・・・・。


はぁん・・・あっあーーーー


ドスの効いた声がっ・・・・わわわわっっ！！！！！


涼は淳の方を見て・・・


私を一回ドアの方に連れて行った・・・・。



外に出てドアを締めると・・・・・



私は膝から・・・倒れるように下に手を付いた・・・・。




もう無理ーーーーっ！！！