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第16章 レイプ

大きな本棚が部屋の壁にビッシリ・・・。



そこにはビッシリとファイルが敷き詰め合っていた。



3年前の・・・・えーーーーっと！！



私は棚を眺めて数字を追って行く・・・。



「あっ！！(笑)あったあった・・・」


近くにあった椅子を持ってきて上の方にあったファイルを取った。



スゴイナ・・・こんな風にずっととってあるのか・・・。



椅子から降りようとすると・・・・・。



ガチャッ・・・。



・・・・・・。



大きな扉のノブが回って・・・



「・・・・・・・ッ？！」




思わず椅子から落ちそうになった・・・・。




「お疲れ様(笑)」



そう言ったのは・・・・




「・・・真也・・・・。」




そうだ・・。



この人・・・今月からうちに来ていたんだっけ・・・。



全く会わないから忘れていたけど・・・。



私は慌てて椅子から降り・・・・ファイルを胸の前で抱き・・・



真也はゆっくり私に近づいてきて笑った・・・。



「久しぶりだね(笑)何か探してた？」


ッッ・・・・。



「もう見つかったのでもう戻りますッ！！！」



真也の脇をすり抜け扉に手をかけると・・・・・。



ガシッ！！！！！



ドアノブを握る私の手をそのまま握って・・・。



「久々会ったのにーーーー(笑)そんな慌てないでいいじゃん？」



私の顔を覗き込むようにして・・・・見て笑った・・・。