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本の夢…
第4章 癖になる宿題



いつの間にか眠ってた。

朝はスッキリとして起きた。

オナニーって本当に夢中になると思った。

先生…。

学校に行く。

英語の小テストがあった。

たまたま図書館で勉強をした単語が出た。

やったーっ!

初めて小テストだけどテストの点数に自信が持てた。

先生…。

私の中で先生が凄く大切な人になっていく。

先生が居てくれると私はとてもいい子に変わっていく。

先生…。

早く会いたいの。

先生…。

早くキスをして…。

私に可愛いって言ってくれる先生…。

先生の腕の中が一番幸せだと思う。

お昼休み、未来ちゃんと食堂に行く。


「最近の夢って可愛くなったね?」


未来ちゃんからそんな事を言われた。


「えーっ!?前と変わらないよ?」

「前はもっとボーッとしてて何を考えてるかわかんない部分があったよ?」

「そうかな?」

「最近はなんかしっかりした顔をしてて、ちょっと勉強が出来る子みたいになってる。」


そうなのかな?

前は俯いてばかりの自分だったとは思う。

最近はちょっと前を向けるようになった。

頑張ろう。

先生の為に…。

私がちゃんとしていれば先生がきっと喜んでくれるはずだから…。

初めて誰かの為に生きている自分を実感した。

こういうのをリア充って言うんだよね?

恋愛って素晴らしい…。

本の中だけで満足をしちゃいけないんだと言っていた先生の言葉がわかって来た。

先生…。

先生が大好き。

ずっと先生のそばに居たい。

先生との貴重な時間が今まで以上にもっと大切なものに感じた。

先生が私の全てだと思った。

先生がいれば現実と向き合う事が出来る自分が少し誇らしくなった。



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