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第11章 オープン！！

店に戻ると一樹がまたデコレーションにチャレンジしていた・・。



優樹君と一緒に・・・。



「・・・あっ！！結城ちゃんッ(笑)これうまくできた！！！」


一樹は私にパンケーキを持って見せて言った。



・・・・・・。



一樹と・・・優樹君・・・。




私は電話をギュッと握って二人に近づき・・・。



一樹の顔を見た。


「ん？？？(笑)・・・電話終わったの？？」


・・・・・。


「一樹・・・・」



一樹は首を傾げ・・・・・



「・・・どうした？？？・・・」



・・・・・・。



「一樹・・・あの・・・・今の電話・・・・」




一樹は・・・多分・・・・察知した・・。



優樹君を涼たちの方に預け・・・・



2人でテラスに行った。



「・・・・一樹・・・・・・」



一樹は煙草を咥え火をつけた・・・。



「電話・・・(笑)美佳？？？」



・・・・・・。



「そう・・・・」



「(笑)・・・美佳元気だった？？？」



振り返って言った・・・。



・・・・・。



なんか・・・



変だったの・・・。



一樹・・・・。



「美佳・・・・」



私は小さな声で言った・・・。



一樹は灰をポンポンと落とし・・・



「え・・・？？？」



「美佳・・・元気なかったのッ・・・・」




・・・・・・・。