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島人物語  
第13章 余命宣告




私は・・・あの日からお店に行っていない・・・。



涼は達也に店を頼み・・ずっと一緒にいてくれた・・・。


マンションで一緒に食事を作ったり・・・掃除をしたり・・・。


そんな毎日だ・・・・。


7月の終わり・・夏休みが始まる頃だった・・・。



カレンダーをふと見ると・・・



あ・・・・


沖縄フェス・・・・


「・・・結城??・・・どした??」


涼が言った。



「私・・・忘れてた・・・」



「・・んっ??・・・」



「沖縄フェス・・・・」



「・・・・・・・」


涼もカレンダーを見て・・・・二人で顔を見合わせた・・・。


大丈夫かな・・・・何も起きないかな・・・。



そんな不安がよぎった・・・。





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