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島人物語  
第19章 大事な人



涼side



翌朝・・・・目を覚ますと・・・結城は居なかった・・・。



頭がスッキリして・・熱も下がった気がした・・・。



昨日結城が居たのは夢だったのかな・・・。



起き上がると・・ベットの脇に探したけど見つからなかった体温計・・・。薬があった・・。


・・・・・・あれ??・・・・


ベットから降りると節々がイテェ・・・・


キッチンに行くと・・鍋の中にお粥が入ってた・・。


・・・・蒼太か・・??・・・


今日は仕事行かねーと・・・。


お粥を温めて・・・一人で食った・・。


「・・・美味っ・・・・」


勢いで・・速攻完食・・・。



美味いなこれ・・・後で蒼太にお礼を言おう。


熱を測ると・・36.5度・・・。


何だったんだろ・・・死ぬかと思ったし・・・。


ピンポーーン・・・・・


インターホンのカメラを見ると淳たちだ・・。



朝飯がねーのに毎朝来やがる・・・。


ドアを開けるとドカドカ入ってきた・・。


「おーーー??復活か???(笑)・・・・んっ??俺らの飯は??」


淳が言った。



「・・・昨日は悪かったなー・・今日は仕事行けるから・・・ってか飯なんてねーし・・・。」


「涼さん自分で作ったの??(笑)」


蒼太が言った。



・・・・んっ??・・・


「いやっ??・・・お前じゃねーの作ってくれたの??お粥・・・美味かった(笑)」




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