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第26章 初めての○○○

私・・・・・。


私ッ・・・・。


上からジッと私を見つめる龍君の目。


長い睫毛が綺麗で見入ってしまう私・・・。




「私？？？」


龍君がそう言うと私は思わず我に返る・・・。


あ・・・・。


「あのっ・・・私・・・・・多分・・・・・。」


私はきっと・・・・。


ゴクっと唾を飲み込み・・・。


「・・・不感症・・・だと思う・・・。」


嫌われるかも・・・。


演技してもいいと思った。


いつかそうなった時・・・。


でもやっぱ・・・。


黙っているのは・・・。


龍君は一瞬眉間にしわを寄せ・・・。



「えっ？？？」


わっ・・・。


絶対・・・ゲッ・・・って思ったよね。


私は浴衣を直し・・


「分からないの・・・その・・・Ｈの・・良さが・・・。」


「・・・気持ちよくないってこと？？？・・・」


龍君が真顔で言った。


う・・・・。


「あの・・・今までは・・・正直そんな何人も経験あったわけじゃないし・・出来ないわけじゃないけど・・」


苦痛だった。