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第28章 キャバクラ襲撃

何言ってるの？？？


幸助は拘束されながら・・・必死で起き上がろうとし・・・・。


でもまた床に転がった。


「おい・・・縄を解けよ・・・・」


・・・・・・・。


思わずドアにすり寄ってその姿を眺めた。



幸助は必死に顔を上げ・・・・。


「美晴ーーーーーッ！！！！！・・・・俺の言う事が聞けねーのかッ？！・・・・早く解けって言ってんだよッ！」


・・・・・・ッ？！


ビクッと体が震えて・・・・一緒に居た時の記憶がよみがえった・・・・。


・・・・・。


ずっと・・・。


幸助の言いなりになって・・・生活してきた。


全ていう事を聞いていた。


「美晴ッ！！！・・・・・お前はあのガキに騙されてるんだよッ・・・何で気づかねぇんだよッ！！」


違う・・・。


龍は・・・・私を騙したりしない・・・・。


「あんなガキに何ができるんだよッ！お前と再婚でもしてくれるとか思ってんのかッ？！」


・・・・・・・・ッ


「３０過ぎの女が欲張ってんじゃねぇよッ！！！！！」


・・・・・ッ？！


「違うッ！！！！龍はガキじゃないし・・・貴方よりずっとしっかりしてるっ！！！」


思わず言い返した・・・。