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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第29章 湘南の夏




電話を切りデスクに戻ると・・・・。


健二と拓海が笑ってこっちを見て来た・・・。


「俺これから湘南ーーーー・・(笑)後頼むねーーー・・」

俺は車の鍵を持って二人にそう言った。


「お前あのマンション行くの?(笑)」

拓海は煙草を持ってそう言った。


・・・・(笑)

「今夜は太一のアパート行く!!(笑)龍が今日あたりに不動産屋行くって!!」


「へぇー・・・(笑)・・・・あれから真也の件は大丈夫なの?」


健二が言った・・・。


・・・・・・。


「真也は~・・・会社に任せたッッ!もう関東から追放ッッ」


そう・・・。


恐るべしOH・・・。


引退後、犯罪に手を染めた奴は更に厳しく処分。



真也はあの日の内に会社に連れ戻し、関東以外の何処かに飛ばされ何処かで管理下のもと働く。



おっそろしいわッッ!


俺はオフィスを出て・・・


エレベーターに乗った・・・。



地下の駐車場へのボタンを押し・・・。


ドアが閉まる。




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