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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第29章 湘南の夏



「龍がっ?!」


今日から営業開始の海の家で声を上げたのは地元仲間の太一(笑)


俺はビールを飲み煙草に火をつけた。


口をポカンと開けたまま俺の方をじっと見て眉間にしわを寄せる太一(笑)


「お前全く聞いてねーの?(笑)」


煙を吐き言うと・・・・。


「この前誠に会ってなんかスッゲー可愛い女の人連れてるって言ってたけど・・・・(笑)アイツラインしても変なスタンプで返ってくるだけだし??・・・電話したら今度話すって言って何も言わねーから・・・。」


(笑)


「そっか!!・・・・っでーーー・・悪いけどアイツがあのマンション出てくまでお前のとこ居させて?(笑)」


タバコを消し枝豆を口に運び言った。


「俺は良いけどーーー・・(笑)なーーんだっ!!アイツ離婚とかマジだったんだ!!」

太一は笑って煙草に火をつけた。


「まぁ、いつかはしねーとって感じだったし??(笑)良かったんじゃない?」


俺がまたビールを飲み言うと・・・。


太一は海の方を眺め・・・・。


「アイツも真っ当に女と付き合うようになったかーー・・(笑)」


・・・・・・(笑)



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