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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第29章 湘南の夏



・・・・・・。


オープン前の海の家のテラス席で煙草を咥え口をポカンと開けたまま俺の顔を見てる慎吾さん(笑)


俺はアイコスを咥え・・・。



「慎吾さん??(笑)」


笑うと・・・慎吾さんは我に返ったような素振りをして・・。


「あっ!!!・・・・えっ?!・・・・ぇえっ?!」


慎吾さんに美晴とのことを話した(笑)


海風が気持ちいい中海の家の音楽が鳴りだす。


俺はアイコスを吸いながら・・・。


「今、美晴と住んでます(笑)」


また言った。


すると慎吾さんは煙草を落とし・・・


ガタンッ!!!と椅子から立ち上って椅子がひっくり返った。


「マジッ???・・・・・ってかなんでお前がッ???」

・・・・・・・。


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