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第35章 俺のけじめ

それと同時に・・・・。

「会ってほしい人がいる」

えっ？！(笑)

うちのバカ息子。


また女の子を悲しませてるんじゃないかと不安がよぎったが・・

龍は穏やかに・・・。


「彼女と今一緒に暮らしてる。とても家庭的で素敵な人」

そう言った。

でも顔を見て・・・・・

安心したわ。



多分彼女は龍より少し年上。

落ち着いているけど明るくて・・・良く笑う子だった。

私が台所に居ると・・・・。


「あの・・・篠田美晴です。」

自分からそう言って手伝いをしだした(笑)

綺麗で可愛らしいその美晴さんは・・・お父さんが持って来た大きな魚を持ってきて・・・。


「凄いですね・・・これ釣ってきたんですかね・・・(笑)」


(笑)(笑)


「多分漁師の人らに譲ってもらったのよーー(笑)」


刺身にするのを手伝うというから私のエプロンを貸してあげると・・・・。


「母と料理したのを思い出します(笑)・・・元気かなー・・・。」


・・・・・・・。