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第35章 俺のけじめ

ミキ子said




離婚ッ・・・・。


・・・・位でもう動じないけどね(笑)


結城ちゃんだってバツイチだし・・・・。


・・・・でもなんで・・・。


「あの・・・離婚の理由・・・聞いてもいい？(笑)」

私が言うと・・・

美晴さんは顔を上げて・・・



「あの・・・・。」


不安そうに声を発した。


「美晴・・・大丈夫？」


龍が・・・見たこともない顔で彼女を気遣った・・・。


息子が・・・こんな顔をするんだって・・・・。


びっくりした。


「・・・自分で・・・話すから・・・・」


美晴さんがそう言うと龍は美晴さんの手をギュッと握った。


・・・・・・。


「あのっ・・・・・」


彼女が話し出した時・・・・。


なんか・・・女の感が働いた。


「美晴さんッ・・・・」


私は彼女が話し出すのを・・・阻んでしまった・・・・。