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第6章 踏み外した道

同窓会会場のホテルの宴会場に行くと・・・入り口には受付。

夏希と一緒に受付に行き名前を書くと・・・。


「あっ！！！篠田ッ？？？？」

受付に居た男の子が言った・・・。

顔を上げると・・

「あーーー・・やっぱ篠田って結婚したんだーーー・・残ねーん！！！(笑)」

篠田とは・・・私の旧姓。

「そうよー・・(笑)エリートと結婚したんだから！！！」夏希はニカッと笑って私の肩を抱いた・・・。

・・・・・・。

エリート・・・か・・・・。

私はお金を払って・・・会場に入った・・・。

夏希も受付を済ませ私を追うようにして・・・走ってきた。

「で？？？(笑)幸助さん元気？？？」

・・・・・。

「う・・・うん・・・・(笑)」

夏希には・・・言っていなかった。

幸助が今何をしているか・・・・。

「何々？(笑)浮かない顔ー・・・」

・・・・・。

親友の夏希とは・・・結婚してからあまり会えないでいた。

夏希はパーティー会場の飲み物を取って私に渡し・・・

「でも元気そうでよかった(笑)」


そう言った・・・。

「ん・・・(笑)夏希は？仕事順調？？？」

夏希はワインを一口飲み・・・

「そうねー・・・(笑)今度ＮＹに移動になりそうなんだッ！！」

・・・・・・。