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第6章 踏み外した道

優弥は少し苦しそうな顔をして私を見た。


「・・・なんで？・・・(笑)」

・・・・・。

そんなの聞いて・・・私どうするわけでもないけど・・・。


「だって・・・何かあったから離婚するんでしょ？・・・なんでかなって・・・。」


優弥は笑って・・・。

「んー・・・結婚してまだ3年だけどさー・・(笑)」

優弥は煙を吐きながら話し出す・・・。

「・・・すれ違いって言うかー・・・(笑)・・・まぁ、色々あった！！」

・・・・・。

「色々？」

「お前も結婚して分かったろ？・・・結婚するとさ、色々見えるじゃん？」

・・・・・・。

「う・・・ん・・・」

「最初はそんな部分も好きでいようって思ったけどー・・(笑)・・・やっぱダメだった！」

・・・・・・。

「何度も話し合ったけどー・・(笑)無理だった！」

何度も話・・・したんだ。

そりゃそうか・・・。

「美晴はうまくいってる？」

・・・・・。

「・・・んー・・・・まぁ・・・うちも色々あった・・・」

色々・・・。

きっとどこの夫婦もあるんだよね・・・。