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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第6章 踏み外した道


渋谷から私の家までは1時間もかからなかった。


マンションの下に車が止まると・・・。


「良いマンションだねーーーーっ(笑)・・・この辺高い?」

龍君はうちのマンションを運転席から見上げて言った。


「そんな高くはないんじゃないかなー・・(笑)私もここら辺出身じゃないけど・・・」


龍君はまたタバコに火をつけ・・・。


「美晴ちゃんこの辺じゃないんだッ!!(笑)・・・都内?」

「うん・・(笑)実家は都内・・・」

そう言うと・・・

「・・・って事はー・・・・って・・聞きたいけどいーや!!(笑)聞かなかったことにしよっと!!」


???????


「なに??(笑)」

私がシートベルトを外し・・笑うと・・・龍君はハンドルに腕を乗せその上に顔を乗せて私を見た。


「知りたくない現実はー・・見ない主義!(笑)」

・・・・・・。

何言ってるの?・・・・//////


「龍君・・・私は・・・・////」


「聞かないよ?・・・(笑)」

・・・・・。


「でもこれだけ聞いて良い??(笑)」


・・・・・・。


「・・・なに?・・・・」


「俺と居てーーーー、楽しい?(笑)」



・・・・・・////////

ダメでしょ?・・・。

そんなこと聞いちゃ・・・。



ダメでしょ・・・。



龍君・・・。







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