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KOIBUMI
第8章 嫉妬




里田君を先に戻らせて・・・。


国仲君は自販機があるところまで一緒に来てくれた。


「あーー・・あったあった(笑)ありがとう・・・」


私は自販機を見つけ国仲君にそう言ってお金を入れた。


ガチャガチャ・・・と音と共に下に水が落ちて来て・・拾うと・・・・。


「蓮見、・・・少し時間ある??」



・・・・・・・。


「時間???」



国仲君は笑って・・・。



「少し二人で話せない?」



・・・・・・。



えっと・・・。



なんだろう。



国仲君はロビーにある椅子に私を連れていき・・・昼間に座ったあたりに私を座らせ・・・。


今度は私の隣に腰を掛けた。



「あのーーさ・・・、昼間上原と付き合ってないって言ってたじゃん?」



・・・・・・・。



「お前上原の事好きなの?」



・・・・・・。



「なんで・・・????(笑)」


国仲君は周りをチラチラと見ると・・・・。



「もし、マジでそう言う仲じゃないなら・・・・俺と付き合わない?」


・・・・・・。





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