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KOIBUMI
第1章 女神様の力



「淳ッ・・・・淳ーーーッ・・・・」


バタバタと足音が聞こえる中半次のドスの利いた声が響く・・・。


その後を達也や一樹・・・蒼太・・・後から駆け付けた大和や琢磨・・・。


剛やハル・・・。


他にも大勢の男が病院に集結した。



「ここでお待ちください!」


救命救急室の手前で皆は足止め・・・・。


ドアが閉まるとそこに居た殆どの男は膝から落ち愕然とした。


「淳・・・・・・」


蒼太は胸をギュッと抑えその部屋をジッと見つめた。


「アイツ・・・死なねぇよな?」


・・・・・・。


今まで涙を見せた事が無い半次が鼻水を垂らしながら涙をぬぐう。



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