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KOIBUMI
第2章 出逢い




凛said



・・・・・大きな海・・・・・。



2階の私の部屋のバルコニーからはさっきウニが溺れた海が見えた。



この家は1階がキッチンと・・小さなリビング・・。



壁を隔てた向こうは・・・小さな店舗になっていた。



兄は私より5歳上・・・。



高校を出ないで料理の道に進んだ。



トントン・・・・・


部屋のドアがノックされて・・・


「はぁいー・・・(笑)」


返事をすると・・・・


「凛・・・風呂入ったら???(笑)」


お兄ちゃんがドアを開けてそう言った・・。


「あ・・・うん(笑)・・・お兄ちゃんは???」


「あー・・俺は今夜町の商店の集まりがあるらしいから顔出してくるよ(笑)池尻さんがもうすぐ来る・・・」


あ・・・そっか・・・



「凛一人で平気か??・・・一緒に来る???」



「・・・・・んー・・・・・大丈夫だよ(笑)」



お兄ちゃんは笑って・・・



「ウニはまだ番犬になんねーからな・・(笑)なにかあったら電話しろよ??」



「うん・・・・(笑)」




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