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KOIBUMI
第24章 出口のないトンネル


凛said



大きな・・・淳のTシャツと・・・スウェットを借りて・・・。


お風呂から上がると・・・。



「あぁ・・・わかった・・。しばらくこっちに居る・・・。」



淳は窓の前で煙草を吸いながら電話をしていた。


私は静かにソファーの前まで行って・・・バックから携帯を出した。


淳は振り返りながら・・・


「あ・・・あぁ・・また電話する・・・じゃ・・・」


そう言って電話を切って・・・


「明日緊急の仕事入るかもしれないの???」


私に向かって聞いてきた。


・・・・・・。


「わっ・・・わからない・・・。電話が来たら・・・夜中でも行かないといけなくて・・・・。」


・・・・・・。


淳は私の横に腰掛け・・・



「仕事?」



そう言った・・。


・・・・・・。


「・・・・・・・。」


「一日かかるのか?」


私は首を横に振って・・・


「1時間くらい・・・・」


そう言うと・・・


「本当に仕事なのか?」


・・・・・・・。


時計を見ると・・・もう23時。




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