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KOIBUMI
第26章 悪徳事務所の悪事



凜said


大きな会場に・・・・


私はマネージャーの糸井さんと社長と一緒に居た。


「凜・・・・最近健一の所に行ってくれてないみたいじゃないか・・・・」


社長が言った。


健一とは・・・社長の息子の桜坂健一さんの事だ。


・・・・・・・。


「寂しがってるよ???(笑)・・・どうしたんだに・・・」


・・・・・・・。


「社長すいません・・・最近仕事が立て込んでて・・少し体調が思わしくなかったので・・・」


糸井さんが言った。


社長は私の顔を見て・・・


「そうか・・・、でも落ち着いたらまた様子を見に行ってくれよ??・・・なんせ直ぐにパニックを起こすからね・・・・誰かのせいで・・・(笑)」


そう言って・・・・行ってしまった。


はぁ・・・。


「凜・・・・君のバックにOHが付いてるのは分かった。・・・ただこれは契約だからな・・・」


糸井さんは私の顔も見ずに言う。


「・・・・ずっと・・・続くんですか・・・・」


・・・・・。


糸井さんはワインを片手に・・・


「お前が悪いんだろ?・・・それは自分で納得してうちと契約したんだろ??」


・・・・・・。


さっきまで楽しかった時間・・。



一気に下に落とされた気分だ。



糸井さんは私の耳元で・・・・


「・・・この部屋に行け・・・桜坂さんが来てるから・・・」


そう言って・・・私に紙を渡した。



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