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KOIBUMI
第27章 顔



淳side



達也が荷物を取りに行ってる間・・・、


俺は凛の手を握って病室に居た。


凛はマスクをして・・・顔中包帯で包まれていた。


・・・・・・。


目の上も切れてて・・・多分目は開きにくい・・・・。


今は薬で眠っていた。


凛の件が解決したら・・・・・


俺は・・・・。


手を握って一旦目を瞑ると・・・・・。


「淳・・・・、今話せるか?」


・・・・・・。


振り返ると・・・。


そこには祐司。


俺は凛の方を見て眠っているのを確認。



「あの話??」



そう言うと祐司は少し笑って・・・・。



「お前らは・・・なかなか落ち着かないな・・・。」



・・・・・。


「俺は落ち着きたいんだけどアイツが面倒を起こしてくるんだよ・・・。」


アイツ・・・・。


「まぁ・・・しばらくは凛さんの傍に居てやれ・・・。この件はその後で構わない・・・。」



暫くは・・・・。



か・・・。




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