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KOIBUMI
第28章 自分じゃない・・・自分




この前淳君から・・・。


今の状況の話を聞いたら・・。


このまま凛を連れて・・・何処かで二人で暮らすことを・・・。


私は勧めたくなったの。


だとしたら、あの子はもう・・・。



引退すると思う。


でもそれでもいいと思う。


逆にその方が・・・・。


もうあの二人が付き合いだして10年以上・・・・・(笑)


10年たってもあんなに好きで・・・あんなにお互いが求めあっていられるなんて・・・。


羨ましい・・・。


「片桐・・・凛は・・・もしかしたら引退も考えるのかな?」



飯田さんは少し寂しそうに言った。


・・・・・。


「もし・・・彼女がそう・・・望むなら・・・(笑)」


望むなら・・・。


「私は・・・大賛成です(笑)」


いい加減さ、


もう一緒になれって!!!!(笑)


逆に言いたいくらいだしッ!!(笑)



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