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ほのぼのした時間を
第14章 年下の彼女2

「やっぱり俺の方に原因あんのかなー」と窓の外をボーッと眺めていた。

「あっ…」

窓の外にスーツ姿の茜の姿を捉えた。
こんだけ人おっても、好きって気持ちがあれば見つけられるもんやなー。

なんて悦に浸っていたら、彼女の隣でにこやかに話し掛けている男が目に入った。
誰や、あの男…

スーツ姿やから、おそらく仕事仲間やと思うけど、茜に馴れ馴れしいような気がする。
茜も楽しそうに話してるし…

その姿にモヤモヤする…

茜が躓いたのか、よろけた瞬間に男がサッと腕を伸ばして彼女を抱きとめた。
近くない…!?
彼女も満更でもない顔して…
……俺もあんな風に彼女と街中を歩きたいのに…

あの様子を見て、嫌な想像をしてしまった。

もしかして、エッチを拒否されてるのってアイツが居てるから…?
エッチばっかり誘う俺に嫌気が指したんか…?

「ハル?おーい?」

嫉妬で胸が焼かれるように熱くなり、友達の声がしばらく聞こえなかった…




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