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第14章 年下の彼女2

腕から手を離すと親指を耳にあてがい、縁取るように撫で、人差し指で耳の裏を優しく擦る。
ピクリと反応して、僅かに呼吸が乱れる。
相変わらず耳は弱い…

茜の小さな反応を逃さないよう熱く見つめていると、茜がイヤイヤと首を横に降る。

「こら、動かんといて。耳気持ち良くならんよ？」
「や、やだ…見ちゃ…」
「見やんと茜が気持ち良いかどうか分からんやろ？」

耳への刺激はそのままに不意打ちでキスを仕掛けると、頭が跳ねて「あっ…」と喘ぎ声が聞こえた。
耳を撫でながら、唇を吸っていると、茜の息が上がり始める。
マジか…

耳への刺激が耳たぶへと移り、興奮のままに茜にキスし続けまた。
さっきより長く激しいキスに、背中をパシパシと叩かれる。

酸欠の彼女を息を整えながらも、少し睨んでいる。
ああ、やってもうた…

「はぁ…ごめんなさい…一生懸命はるくんしてたのに…」
「ああ、いや…俺もごめん。突っ走り過ぎたな…」

キスでイカせられるかも…なんてまだ早かったな…


いつかキスでイカせたいな…