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第15章 バンド内ワチャワチャ

「リーダーは先頭に立って、引っ張っていかなアカンと思ってる？私はそう思わんよ。光ちゃんは後ろからハルくん達の事いつもよく見てて、しんどそうにしてたら「大丈夫か？」って声掛けてあげる。

ハルくん達が突っ走りそうになったら、キチンと止めてあげて、助言をする。光ちゃんは皆の事1番考えてるんやで？何もしてないわけ無いやん？光ちゃんはお飾りじゃないよ。

光ちゃんが頑張ってるの、私が1番よう分かってるから、大丈夫。リーダーなんて誰でも務まるわけちゃうよ。気遣い出来る光ちゃんやから務まるんよ。だけどあんまり深く考え込まずにいつも通りにね、リーダー 」

「……サンキュー」

見てくれる人は、ちゃんと見てくれるんやな。
俺も深く考えずに、ハル達の事見といてやればええんやな。

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最近ハルがラジオに出演した際、ある言葉を聴いて思わず泣きそうになった。

「光一は俺らにとって頼りになる兄ちゃんなんですけどね、俺らの事後ろから支えてくれて、ちゃんと認めてくれる最高のリーダーなんすよ。やから、光一がBlue Eyesに入ってくれてホンマに良かったです」


ー完ー