この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ほのぼのした時間を
第8章 夏フェス

「お、ハル!」
「浩平くん」

スタッフさんに挨拶してると、『crowds』のボーカルの浩平くんとバッタリ会った。

crowdsはインディーズ時代からお世話になってる先輩バンドの1つで、当時からよく対バンしていた。
今も仲良くさせてもらってて、先輩やけどタメで話せるくらい。

「お前ー、先輩を差し置いてメインやるとか生意気だなー。しかも同時刻に!」

ヘッドロックをかまされながら、頭を軽く叩かれた。

「言うて、浩平くんらも去年メインやってたやん」
「うるせー。俺らなんてメインでやるのに5年もかかったのに、お前らはデビューして2年目で立ちやがって…」

憎まれ口を叩いているが、嬉しそうな表情で。
昔から可愛がってたバンドが、メインステージでライブ出来るようになって、喜んでくれてるんかな…

「俺らがメインやれるようになったのは、浩平くん達や色んな先輩に可愛がってもらって、色々教えてもらったおかげですよ。ホンマにありがとう」

「ハル…」
「でも、今日はサブステのお客さんも取っていく勢いでライブさせてもらうな。俺らぶっちぎりで優勝させてもらうんで」
「……ハル、お前やっぱ生意気だー!」




/247ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ