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KOIBUMI 2
第10章 好きなんです・・・。



淳said



アメ車が案内してくれたのはマンションの先の公園の駐車場。


ゆっくり中に入ると奥の方に見える・・・白い軽。


アメ車の運転席の奴が窓から手を出し奥を指さした・・・・。



すると・・・・。



聞こえたんだ。



俺の大好きな声・・・・。


俺の名前を呼ぶ・・・その声・・・・。


俺はアメ車を追い抜きその軽に近づいた・・・。


するとその軽は方向を変えまた逃げるが・・・涼の車が行く手を遮って・・・。


直ぐ脇にアメ車も止まり、白い軽はもう逃げ場がなくなった。


運転席の男はハンドルに顔を付け俺等を見ようとはしない。



俺は車を降り・・・・。


軽に近づいた。


さっき聞こえたぞ?


凛の声が・・・。


この車から・・・。




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